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今日の日記はシリアスです。読みたくない方はここでブラウザをそっと閉じてください。
読んだ後に、うはwwwwwww何言ってんだこいつwwwwwwwwwww
とか言わないでください。思わないでください。
あなたにとって、大切な方はいますか?
あなたにとって、尊敬できる方はいますか?
私はいました。でも…



私は、小学校の時、天才天才言われて天狗になっていた。
自分に酔っていた。周りが見えていなかった。
でも、小六の先生に出会って、私の人生と価値観が変わった。



私は、そのころ受験勉強を始めていた。
元来勉強はかなりできるほうで、正直学校でもぶっちぎりで一番、全国学力共通テストでも完璧な満点を取っていた。
勉強もできて野球もやっていた私は、小学校のころはモテていた。
リア充人生まっしぐらであった。


しかし、受験勉強の場で、はじめて人生初の挫折を味わうことになる…



-自分より頭のいいやつがいる-
ショックだった。
自分は何やってもほめられ、
何やっても認められる。
そういう人生を今まで過ごしてきたからだ。

辞めたいと思った。
お金もかかるし、面倒くさいし。
でも親に言いづらい。かといって友達はもっと言いづらい。
このとき、私は当時の担任に相談することにした。



私「塾をやめようかなと思っています」
先生「なんで?」
私「だって…勉強大変だし、面倒だし」
先生「…」
私「お金もかかるし、当人にやる気がないんなら親に迷惑かけるだけじゃないかって」
先生「河辺君」
私「はい?」
先生「君は、何かを最後までやり遂げたことがある?」
私「…わかりません」
先生「何かをやり遂げた時の達成感ってすごいんだよ。たとえば弁個湯して弁個湯して難しいテストで百点取ったら、うれしいってのはなんとなくわかるでしょう?」
私「まあ、なんとなくは」
先生「だから最後までやってみなさい」
私「でも、僕このままで続けられるとは思わないんです」
先生「人間…」
私「え?」
先生「二択を迫られたら、辛いほうを選びなさい。
たとえそれが間違っていても、楽なほうを選ぶより後悔しないから。」




「人間、二択を迫られたら、辛いほうを選べ。たとえそれが間違っていても、楽なほうを選ぶより後悔しない。」
この言葉に深く感銘を受けた私は、血眼になって頑張って、無事第一志望の学校に入学した。



刻々と時が過ぎていく中で、中一、中二となっていく中で、私はその言葉を忘れつつあった。
辛いほうを選べ?そんなんどっち選ぼうか勝手じゃねえか。
何年も会っていない人の言葉を信じてられるか!俺は自由だ!と。


そして勉強ができたころの私は消えていき、自分より頭のいいやつがいても何も思わなくなった。
自分でも隅っこで思っているんだ。やらなくちゃ…って。
でも、彼女もできてブログも順調で…
こんな甘い状態で、辛いほうを選べと言うほうが無理だった。



不幸は唐突にやってきた。
家で突然なった携帯電話。知らない番号。
その時は何も考えずに電話を取っていた。





電話の内容は、「先生が癌である」という病院からの報告であった。
私は、このとき先生のことを忘れつつありながらも尊敬していたし、悲しかったことは間違いない。
どうせ、軽いものであろうとたかをくくって、病院に行ってみた。








そこには、変わり果てた先生の姿があった。
先生は、若く、行動的であったはず。
しかし、ベッドで横たわっていた先生の姿は、それとは大きくかけ離れていた。

あの活発そうな血色のいい顔はやせ細り、
あのガタイのいい体はその影も見当たらない。

病状は、「すい臓がん」。
私の知っている限り、もっとも最悪の部位である。
ドクターKかなんかで見た気がするが、すい臓は胃の裏にあるため手術ができないそうだ。
しかも先生の場合発見がかなり末期だったとのこと。
正直あと命が一週間持つかわからないといわれた。



私は実感がなかった。
だって三年前まで元気だったんだぜ?まだ20代だぜ?
なんでだよ。そうとしか思えなかった。



そのあと、私は先生と二人きりになった。

「すまない。」
先生が謝ってどうするんだ。私はそう言いたかったが抑えた。

「しかし、君ももう私なしでやって行ける。事実中学三年間を立派に過ごしたではないか。」
それは違う。私はまだあなたが必要だし、あなたがいないから中学時代が迷走してたんだ。




「河辺くん、君は私を尊敬してくれてると思う。共に過ごした中で私はそれをひしひしと感じた。
 君の中で、私の存在はどれほど大きいだろうか。それは私にはわからない」




取り返しのつかないほど大きい。私の人生を変えた人だ。
まだ私には先生が必要なんだ。




「だけど、私は思うよ。私の力が100あったとしよう。この100の力は、とても大きい。
 だけど、一つなんだよ。たった一つの100だ。
 それに対して20の力が5つあったら・・・それは、100を超えると思わないか?」





超えるわけがない。先生という存在は、唯一無二なんだ。





「中学受験の成功…これで確信した。
 私は思ったよ。これなら安心して去れると。君にならできると。」




一呼吸置く先生。









「私のあとを、君が継いでくれないか?」








私「無理ですよ。」
私はそう言っていた。そうだ、無理だ。






出来るわけがないだろう。私が、私ごときがこんな立派な人のあとを継ぐ?




「君なら出来るよ。君はもう私を超えている」




口から出まかせを言うな。
どこをどうひっくり返したら、そうなるんだ。
超えているわけがない。
かたや、人の人生をいい方向に修正した、貫禄ある教師。
かたや、先生がいなくなった途端ダメ人間になる親の脛かじり。
どこをどう比べたら、私のほうがすごいんだ。


「河辺くん、君はもう私を超えているよ。

 君一人の力では、そうじゃないかもしれない。

 だけど、木村くんの信用は今では君が一番だし

 鹿野くんや粟松も、君の事を影で認めている。

 私にしょっちゅう、言ってくるんだからww

 原さんも、佐藤さんも、みんな、君を頼りにしてるんだよ」 



「君は、私という君の中で大きいものを失う代わりに、絆というかけがえのないものを手に入れた。
 
 それは、私ひとりの存在なんかとは比べ物にならないほど大きなものだ。

 これからも、その絆を大切にしてほしい。


 人生二択を迫られたら、辛いほうを選びなさい。

 たとえそれが間違っていても、楽なほうを選ぶより後悔しないから。






そして、この出来事の三日後である今日、先生は逝去されました。
しかし、先生の病名を聞いたときは、深い絶望が襲ったが、今は違う。

たった一人の力は確かに小さいかもしれない。

だけど、それが何十、何百となったら?

その小さな力が集まって、大きな一つの力となったら?






私は奇跡を信じる気になった。




先生の後を立派に継いで、立派な教師になって見せようと思います。
そして、その報告が元気にできるように、これからも精進していくつもりです。


最後に一言。
先生、本当にありがとうございました。
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2011.02.20 Sun l 日記 l コメント (0) トラックバック (1) l top

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